南風図書館散歩コース

図書館から東の森の中の舗装道を歩きます。杉の木や広葉樹の森の木々から木漏れ日がチラチラしたり、草花が咲くのを楽しみながら歩きます。

森を抜けると、バス通りの県道73号線です。

「景勝地横尾岳公園入口」の長い木碑を見ながら、73号線を大姶良の方へ歩きます。

左手に霧島ヶ丘の森を見ながら坂道を下っていくと、瀬筒バス停が見えてきます。バス停の手前の筋を左に折れたところが、瀬筒集落です。

集落を左に見ながら、73号線を歩き進めると、右手に田んぼ地帯が見えてきます。丘の麓にひっそりと広がる田んぼの風景は、どこか秘境めいています。

春先にはレンゲの花が群れ咲き、田植えのちは、稲が育っていくのを楽しみに見ながら歩きます。

行く道のまわりの森からは、春にはウグイスやメジロの鳴き声、夏には蝉しぐれ、秋には「キーキー」とさえずる野鳥など、四季の生命の声も楽しめます。

左手には、橡（クヌギ）や椿の木の群れが見られ、草むらには春には草イチゴの実がなります。秋にはカラスウリが実をつけ、四季の草花も楽しめます。

田んぼの中を行った先。73号線を渡った向こうから、集落へ道が開けていきます。その筋手前に「永吉」バス停があるのを目印に、折り返して、図書館に戻ります。所要時間45分の散歩コースです。